ヴィーガンって矛盾してない?動物は愛護するのに植物はいいわけ?それに薬も動物実験してるし…。。
このような感じで、インターネット上ではよく”ヴィーガン 矛盾”とか”ヴィーガン うざい”などの疑問や批判をよく目にします。
そこで僕が、40年間厳格なヴィーガンをされている方から教わったヴィーガンの本質を話して矛盾を解消してみたいと思います。
”ヴィーガンって結局良いの?悪いの?”とか”ヴィーガン矛盾してるじゃん”と思う方の考えの幅が広がれば嬉しいです。
動物愛護なのに植物は殺してOKという矛盾
かるく検索してみただけでも、”動物は殺しちゃだめなのに植物は殺してもいいという矛盾”や”植物を育てるためには生物を殺さなくてならない矛盾”と見かけます。これについて話してみます。
ヴィーガンが動物を食べない根本的な理由①
ヴィーガンになる理由は人それぞれです。動物愛護心のみで始める方もいるかもしれません。
ですがヴィーガンが肉や魚を食べない理由はそれだけではありません。
そもそも動物性のものを食べない根本的な理由は、動物には人間とは異なる血が流れているからです。
血は全身を駆け巡ってるので大きな血管が切れれば人は簡単に死んでしまいます。このように血は人間にとってとっても大事なものです。まあ言うまでもなく当たり前のことですよね笑
イメージしやすいものに置き換えてみると、人間の献血の際は同じ血液型の血を使いますよね。
なぜ同じ血液型の血を使わなければならないかを説明します。
A型の血液にはA抗原とb抗体が含まれていて、B型の血液にはB抗原とa抗体が含まれています。(厳密には抗原は赤血球の周りの膜とか色々厳密にはありますが今はそこは重要ではないので割愛します)そして、A抗原とa抗体またはB抗原とb抗体が合わさると抗原抗体反応を起こし、血液が固まったり大量の赤血球が破壊されて大変なことになってしまいます。
これが異なる血液型を輸血してはいけない理由です。
このように自分と異なる種類の血を摂取することはとても危険なのです。それにこのような危険が証明されなくても、身体は自分の内臓や筋肉、神経でできておりそれらに酸素を届けているのは血液なのでもともとある血液以外が入ってくるのはなんとなく良くないことだと自然と感じますよね。
さあ、ここからが重要です。
動物性の食品は、動く性質をもった物ですからもちろん動くために血液が流れています。そして人間が自分専用の血液を持っているように、動物も種類ごとにその動物専用の血を持っています。
つまり、動物の血を摂取するということは、異なる血液型の血液を輸血することと同じようにとても危険なことなのです。ましてや同じ人間ならまだしも、違う種類の動物ですからね、余計に怖いです笑
いやいや火を通せば大丈夫じゃん、と思うかもしれませんがそこがまた問題です。
火を通せば食べれるということは、逆に言えば火を通さなければ食べれないということ。あの火を通す前の血が滴った肉をよくみて見てください。この血液を自分の体に入れてると思うととても食べる気はしなくなってきます。植物は火を通さなくても食べれますよね。
それに火を通しても、その血液が入っていた身体で動いていた筋肉がお肉ですから。火が通ったといっても安心はできません。
私たちの身体は当たり前ですけど、口に入れるものでできていますからね。だから水と食べ物は重要なんです。食事はただ腹や味覚を満たすためのものではありません。(こうやって完全否定するのは好きではありませんが今回はさせてもらいます)
長くなりましたが、これがヴィーガンが動物を食べない根本的な理由の一つ目です。
ヴィーガンが動物を食べない根本的な理由②
そして肉を食べない根本的な理由は危険性だけではありません。
そもそも日本人は肉食ではありません。日本はお米を主食とする農耕民族であり、天武天皇から肉食禁止令が出されていました。その証拠に天皇は現在でも宮中で田植えをしています。(魚は食べていましたが。。)肉食禁止の歴史はこちら。
肉食文化だったのはアメリカなどの欧米であり、明治時代、西洋の文化がつたわった影響で明治天皇が自ら肉を食べ肉食禁止令が解除されました。そして僕ら日本人はなんとなくアメリカ人などのの外国人のことを、”気性が荒い”とか””こわい”とか思っていませんでしょうか。
また、日本人は外国人に比べて、よく言えば相手を尊重する。悪く言えば自分の意見を持っていないと見られる比較的大人しい人種ではないでしょうか。
この人種による性格の違いと食文化は間違いなく結びついています。このことから肉は攻撃性を強めるということがわかります。(解せないのが過激派ヴィーガンなどと言われる人がいることです。。)
そして現代。肉を食べる食文化は当たり前になっていますよね。むしろ食べない人の方が少ない。
さあ、現代の犯罪率や自殺率、殺人率はどうでしょうか。自分に満たされず、人を殺めてしまう人もたくさんいますし生きる希望を見出せず自殺してしまう人もたくさんいますよね。SNSの誹謗中傷も多い。警察庁によると、令和2年1月から11月の自殺者は約2万人もいるそうです。
これらのことは、食文化の中心的存在に肉が入ったこととなにも因果関係がないと言い切れるでしょうか。
僕はこのことを知ったのでヴィーガンになったし、お肉を食べたいとは思わなくなりました。もっと言うと食べたくないと思うようになりました。
長くなりましたがこれがヴィーガンが動物性のものを食べない根本的な理由の二つ目です。
ですから、現代のヴィーガンは環境への影響や動物愛護心からなるようですが、それらは正直後付けと言えると思います。
現代で言えばヴィーガンになる理由はその2つ等になりますが、昔の偉人たちが菜食だったのは、少なくとも明らかに地球温暖化防止のためではないですよね。
ここら辺の話はこちらの記事も参考になるのではないでしょう。
植物には血が流れていない
先ほど話したように、動物を食べない根本的な理由は、動物には人間とは異なる血が流れているからです。
その点、植物には血が流れていません。流れているのは水分。
そして大体の植物は生でも食べれます。この生でも食べれるというのが大事です。
またこれは僕の個人的な意見ですが、食事をただ腹や味覚を満たすためのものではないと思いながら食事をすると、今食べているものが本当に自分の身体を作ってくれている。ありがたいな。と思うようになります。一回一回の食事に感謝するようになり、食事の深みが増すわけです。
僕はヴィーガンになる前に、このことを学びました。
そうしてよく味わって食事をしていると、気がついたんです。
野菜はいっぱい食べても胃や胸がキレイな感じで息がしやすいんです。でも動物性のものは味が濃いのと大量の脂の効果で、一口食べると止まらなくなり、その結果いっぱい食べると胸や胃が重くて息がしづらくなります。
動物性の食べ物は人間とは異なる血でできた身体の中にあった筋肉や内臓、という話はしましたが、だから、人間には消化がきついのかもしれません。まあこれは個人の意見ですかね。
薬について
薬の実験には動物が使われるという意見も見かけますが、、、
本物のヴィーガンは薬を使いません。
僕のヴィーガンの師匠はもう40年病院にはかかっていませんし、僕もかかっていません。なぜなら薬のカプセルは石油でできているからです。
燃やしてみることをおすすめします。黒い煙が出てものすごく臭い匂いがしてきて『私はこんなものを飲んでいたのか…』となると思います。
じゃあ、怪我などの時はどうするのか。なんと薬草です。
僕もヴィーガンになる前はこんな世界があるとは知りませんでしたが、、実際によもぎで治してもらいました。
まとめます
僕はまだ過激派ヴィーガンの方に出会ったことがないのですが、、反ヴィーガンの方がヴィーガンを攻撃するようなことを発信しているのが、もう肉食が文化が攻撃的ということにつながると思います。
人間言葉が綺麗な方が気持ちいいですよね。笑 使う言葉は運命になりますから。人の批判はせず、キレイな言葉をつかって生きましょう!笑
ということで今回はこれで終わります。
最後に「人民の人民による人民のための政治」で有名な第16代アメリカ大統領リンカーンの名言を。
私は、人間の権利と同様に、動物の権利も支持して
いる。そしてそれこそは、すべての人類が進むべき道である。