僕の実体験
僕は家から学校までが遠いので、毎朝5時半に起きて学校に行っています。正直とってもきついです笑 まあそんなことはさておき、
1月7日から三学期最初の学校だったのですが、その前日の1月6日に学校からお知らせが届きました。
お知らせの内容は”雪の影響で学校が2時間遅れで始まる”というものでした。つまり一二時間目の授業がなくなって三時間目からの授業というわけです。
ですが翌日、僕はいつもの通り5時半に起きてしまい、そのまま制服に着替えて普通に準備をしてました笑
気づいたのは6時ぴったりごろ。「今日の1時間目なんだったっけ」と思って3時間目から始まることに気がつきました笑
この時感じたんですよね、”習慣”の感覚を。
僕は前日に届いた2時間の遅れの通達をあんなに喜んだはずなのに”習慣”によって僕の体はいつも通りに動いてしまいました。もう恐ろしいぐらいですよね、習慣の強さ。
同時に、「目標のために日頃している努力をこのレベルの習慣にできたら最強だな」とも思いました。
皆さんにも何かしらあると思います。僕だったら”瞑想”や”英語のシャドーイング”ですが。
でも毎日継続するのってかなり難しいし、キツくないですか?
それを考えなくても身体が勝手に動くレベルまで習慣化できたらとっても楽ですよね!
でも習慣化するのもそう簡単ではないはず。そこでこの記事を書くことにしました。
習慣化のメリット
習慣化とは、「意思の力を使わずに無意識に繰り返して行動している状態のこと」を指します。また習慣は潜在意識とも言えます。
この”意思の力を使わずに済む”というのがとっても重要になります。
例えば筋トレを例にすると、今日から毎日筋トレするぞ!と意気込んでも「今日はだるいなー」とか「ご飯食べた後だからできないな」とか思ってしまうと続かないわけです。
ところが習慣化してしまえば、だるいなーとか思う前に身体が動いてますし、夜ご飯の後が筋トレする時間なら、この後やる筋トレのことを考えて夜ご飯をちょっと少なめにしよう、とかできるわけです。
このように習慣化は良いことだらけです!
習慣化のメリット1
メリット一つ目は、ウィルパワーを消費せずに済むため疲れにくくなり、いつも以上のタスクをこなせる、です。
ウィルパワーとは、集中力を維持するために必要なパワーであり、意思決定をする際に思考や感情をコントロールする力のことです。
いつも意思決定して行動していることを習慣化して、無意識状態でできればウィルパワーの消費を抑えられます!そして本当に大きな決断などをするときのためにウィルパワーを温存できるというわけです!
この普段意思決定していることには、決断していないとも思える些細なことも含まれます。そうしていつの間にかウィルパワーを消費してしまっているわけです。
例えば、「今日はどの靴下履こうかなーあれ、片っぽどこだ?」というとき。靴下履く時の片っぽない問題は定番ですよね笑
こんな時も実はウィルパワーを消費してしまっています。ここでウィルパワーを消費しないためには、”買う靴下を全て同じものにする”とか、全部同じなのが嫌な人は”仕事や学校用の靴下を入れるところと休日用の靴下を入れるところを分ける”など、色々対策の仕方はあると思います。
習慣化のメリット2
メリット二つ目は、”幸福度があがる”らしいです!
幸福には公式があります。
「幸福=規定値(40%)+生活状態(10%)+自発的行動(50%)」
規定値=ものへの考え方や捉え方です。働いてお給料をもらうときに「これだけか。。」と思うか「こんなに!?やったー!」と思うか。このように物事を捉える際の自分の中で決まっている値を規定値といい、規定値は幸福感に40%ほど影響を与えていると言われています。
生活状態=日々の出来事のことです。これは単純に良い出来事が起きるか悪い出来事が起こるか。これは幸福感への影響は10%ほどです。
自発的行動=自分で意思決定した行う行動または感覚です。自分で考えて選択して行動するのか、やらされて行動するかではやはり心の豊かさに大きな差が出ます。自分で興味を持ってする勉強と学校でやらされる勉強では全然やる気や楽しさが違いますよね。
このうち規定値と自発的行動は習慣化することができます。
つまり幸福度の90%は習慣が占めているということです。
詳しく気になる人はこちら→https://studyhacker.net/columns/takeshi-furukawa/life-habituation-08
習慣化のメリット3
メリット三つ目は、”継続が難しいことを簡単にできる”ということです。
継続って本当に難しいですよね。
作家・中谷彰宏さんによると、「何かしら希望を持つ人が1万人いても、挑戦する人はそのうちたった1%の100人。そしてその挑戦者のうち、継続できる人はたったの1%。つまり1人」だそうです。
そのぐらい継続することは難しい。でもそんな継続が簡単にできるようになるのがまさに”習慣化”。
これが一番わかりやすいメリットだと思います。
習慣化のコツ
ではどうやってそのメリット満載状態するのか、そのコツを話します。
1.はじめは低いレベルから始める
例えば、ダイエットのために最初から毎日2キロ走ると決めても続かないですよね。だって2キロ走るということに慣れていない身体からすればそれは”きつい”んですから。
でも毎日1分だけランニングマシンをする、とすれば続けられますよね。そうしてまずは走ることを身体に慣れさせて、徐々に習慣のレベルを上げていけば、毎日2キロに到達できるわけです。
このように習慣化の第一ステップは小さな習慣を設定するということです。
2.トリガーを決めておく
トリガー=引き金ですね。
習慣化したいことについて、行う時間・行う場所などを具体的に紙に書き出して毎日見えるところに貼っておきます。
おすすめの決め方は、生活している環境などによって、行う時間・行う場所などが決まっているやらなきゃならないことの後に習慣化したいことをするというものです。
例えば僕の場合は、起きたらまず一番に水を飲んで逆立ちをしています。朝起きるというのは時間も場所も決まっているので、起床後に習慣を設定しています。
3.誰かと一緒に行う
人間たった1人でするより誰かとした方が継続しやすいものです。
誰かとしていれば、自分が継続できてなくて人が継続できていると自分もやらなきゃ、となることができます。
友達等で同じ思想を持つ人がいなければ、現代ならSNSでも簡単に仲間を見つけることができると思います。特にメジャーな習慣ほど。
1人でできるのがかっこいいと思う人もいるみたいですが(かつての僕がそうでした)、それはハードルが高いです。1人でできる人はそれでもいいと思いますけどね。
4.習慣にすることを毎日紙に書く
3つ目までは結構メジャーで、一般的に言われていることですが、4つ目は僕のオリジナルです。
それは、習慣化したいことを毎日紙に10回ぐらい書くということです。
口に出しながら書くとより効果的です。
書けばまず目で見えるので視覚。そして口に出せば自分が言っていることが聞こえるので聴覚からも訴えかけます。
また、パソコン等に打ち込むのより紙に書くのが圧倒的におすすめです。
なぜかというと、キーボードで打ち込むのは手で書くことに比べて、圧倒的に使う感覚が少ないです。キーボードは28ぐらいの場所を打つだけなのでパターンが少ないですが、手で書くなら一画一画書かなきゃいけないですからね。
5.アプリを使う
現代はとっても便利な時代で、習慣化 アプリと検索するとたくさんの習慣化を助けてくれるアプリがあります!
実は僕もアプリ使ってます笑
スマホが生活のほとんどの土台を占める時代なので、アプリを使うのもおすすめです。
まとめ
今回は、人生を変える習慣化について話しました。
僕もこうやって偉そうに話してますけど、この感覚を抱いたのはつい昨日ですからね笑
それに僕自身も習慣に失敗した経験が何度もあるからこそこうやってインプットしてきたことをアウトプットしています。
なのでこの記事を読んで、習慣化取り組もう!と思ってくれた方は一緒に頑張りましょう!
最後に習慣化や潜在意識に関わるある名言を紹介します。この名言は日本ではマザーテレサの名言として広まっていますが、海外ではそんなことはなく、誰の言葉か不明らしいです。
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。