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大林洸太朗
”生まれてきて良かった”と思える人、”心から笑える人”をもっと増やすために生きています。

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菜食主義などの世の中の少数派になる人が気をつけなければならないこと–いち少数派の僕の見解を話します

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ヴィーガンやベジタリアンおよびマクロビオティックの人や、瞑想、ヨーガなど種類はたくさんあると思いますが、そのようなことって世の中の少数派じゃないですか。

僕は高校生ながら瞑想、ヴィーガンなどいろんな少数派になってきました。学生ですからますます少数派です笑

そんな僕は少数派になるときに気をつけなければならないことがあるな、と最近確実に実感しました。

ということで今回は、少数派になるときに気をつけなければならないと思うことを話します。

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結論

結論から言います。二つあります。

それは、”どんなに良い効果やメリットがあっても強要や押し付けはしてはいけない”ということと、”自ら境界線を作ってはいけない”ということです。

詳しく説明していきますね。

強要がダメな3つの理由

僕が強要や押し付けはダメだと思ったのには3つの理由があります。

一つずつ話していきますね。

強要しても響かない

まず一つ目の理由は、その段階で”強要や押し付けをしても心に響かない”からです。

人はどんなに良い効果があると力説されても自分自身で体験してみないと心に響かない・そこまで興味を持てないですよね。これは誰もが心当たりがあると思います。

僕の例で行くと、僕は英語学習に”シャドーイング”がめちゃくちゃ効果的というのはいろんな方の体験談を聞いて知っていました。※シャドーイングというのは、英語の音声を聞いた後、即座に聞いたものを復唱するというものです。

僕はすぐにシャドーイングを始めました。が、続きませんでした。。

なぜかって、知識としてはものすごく効果があると知っていましたが、シャドーイングは、やってみると一見そんな効果があるとは思えなかったからです。心に響かなかったわけです。

それでも三日坊主を何回か続けていました。

すると、課題で出された英語の長文問題の本文が、スラスラ頭に入っていくのを実感したのです!!

さらに学校に行くと、もっとも苦手なリスニングが、和訳しなくても感覚的にわかるようになっていたのです!

こ、これがシャドーイングの効果か!!!!となりました笑

こんなことがあったので今では僕はシャードイングを毎日の習慣にしています。(おすすめは中田敦彦さんもされているNAS DailyというYouTuberです、フル英語字幕なのでシャドーイングには最適です)

このような、人から聞いただけでは実感が湧かなかったことが実体験して分かった!という経験があるのではないでしょうか。

やっぱり自分で実体験しないと完全にはわからないものですよ人って。笑 

まあもちろん聞いただけでわかるという人もいると思いますし、自分の尊敬する人が実践しているからする、という場合もあると思いますけどね。

でもYouTubeを見てる人にいきなり

「瞑想やるといいよ、リラックスできるよ」

なんて言ってもYouTube見てる人はやる気にならないですよね笑

これはまだおすすめの域なのでまだマシですが、例えば一家のお父さんがヴィーガンになって「家族全員今日から肉禁止だ!」なんてことになったら心に響かないどころか「絶対ヴィーガンなんてなるもんか!!」ってなっちゃいますよね笑

だから、強要はダメだしおすすめしても響かないというわけです。

強要してもメリットがわからない

二つ目の理由は、一つ目と少し繋がっているんですが、”強要してもメリットが理解できないから”です。

立場や意見の違う二つのものが理解しあうには、まずどちらかがもう一方の意見を理解しなきゃいけません。そうしないと対話が始まらないですよね。

これは僕がかなり尊敬している学校の英語の先生がおっしゃっていたのですが、先進国が開発途上国とわかり合いたいならまず開発途上国の現状や事情を全て知ってから歩み寄らないと対話が始まらないんです。

同じように、暴力団やヤクザとなる人にそんなことしないで!と言ってもその人がヤクザになるのにも元を辿れば必ず理由があるはずですよね。そこに歩み寄らないと対話は始まりません。

ゲームが大好きで通勤時間ゲームをしている人に、その時間読書すれば良いのにと言ってもゲームが好きな人には届かないですしむしろ批判された意識すらあると思います。その人が自分自身で読書の良さを実感しないと読書をする気にはならないはずです。

僕はヴィーガンなのでヴィーガンの立場で言うと、ヴィーガンの人がいくらヴィーガンが環境に良い!動物がかわいそう!と力説しても肉が大好きな人の耳には届かないですから、ヴィーガンが同じヴィーガンの人を増やしたいなら、肉が大好きな人の意見を聞いて理解しなきゃいけないと思います。その過程が抜けてしまったから、よくヴィーガンは批判されてしまっていますし、ヴィーガンじゃない人も押し付けられたくないという潜在意識ができてしまっていると思います。

と、こんな偉そうに言ってますが、かくいう僕も、よく妹がYouTubeとか見てると「そんなことしてないでビジネス本の一つでも読めば良いのに、、ああ時間がもったいない。。」とか思ってしまいます笑笑 

分かってても難しいですよね。おすすめする側は善意でやっているわけですから。

このようにおすすめや強要をしてもそれは対話ではないので、おすすめされた側はメリットがわからないというわけです。

少数派の人は特権意識があるように見える

三つ目の理由は、”少数派の人は大体特権意識があるように見える”からです。

特権意識というのは簡単にいうと、自分(たち)はは特別だ。あなたたちは普通だね。という意識のことです。

これは父から教えてもらいました。

例えば、無人島に取り残されて何か食べ物を摂らないとみんな死んでしまうというシュチュエーションで、少しだけ一人分の食料が見つかったとします。そんな時、俺は社長だから当然食べるの俺だよね、という意識が特権意識になります。

同じように、例えば自分は普段から瞑想をしていて、そうじゃない人に瞑想したら?というとどうなるでしょうか。まあ言い方にもよると思いますが。

もしかしたら瞑想してる側の人は心のどこかで、“あなたまだそんなレベルなんだ”という特権意識があるかもしれませんし、瞑想してない方の人は下に見られて自尊心を傷つけられたともなるかもしれません。

ヴィーガンのことでいうと、反ヴィーガンの人はたくさんいるようですがもしかしたらヴィーガンの人は特権意識を持ってしまっているのかもしれませんね。

このように、少数派で特に”どうも良いらしいよ“というようなプラスの“噂”でとどまっていることを始めると、特権意識を持ってしまいがちだし持っているように見られがちというわけです。

自ら境界線を作ってはいけない理由

続いては二つ目の気をつけなければならないことである”自ら境界線を作ってはいけない”についてです。

この理由はたった一つ。

対話も分かり合いも始まらないし、わかろうとする気持ちすら芽生えなくなってしまうからです。

例えば、なにかの食事会の席で、かんぱーいという時に“あ俺私ヴィーガンだから飲めない”などと言ってしまうとします。

すると隣の席の人はどうなるでしょうか。「あ、この人ヴィーガンなんだ。。」となりまずアルコールは飲みづらいし話しづらい、運ばれてくる唐揚げなどにも手をつけづらくなってしまいます。それに言い方に特権意識が含まれているように聞こえれば、ヴィーガン以外の人は劣等感を抱いてしまうかもしれません。

と自分で言いつつ、僕も今日、たぶん近いことをやってしまいました。笑

まあこんな感じで、自ら境界線をつくってしまうと何も誰も楽しくないですよね。それに自ら境界線をつくっても特権意識があるように見えやすいです。

最後に

今回は、少数派になる人が気をつけなければならないことというテーマで話しました。

気をつけなければならないことは2つ。“押しつけてはいけない”そして”自ら境界線をつくってはいけない“ということです。

この記事が同じヴィーガンの人や、少数派になる人に届くと嬉しいです。

では。今回はこれで終わります。ありがとうございました。

最後にレオナルド・ダ・ヴィンチの言葉を。

動物を殺すことが、人間を殺すことと同じように犯罪とみなされる日がいずれ来るだろう。

“The time will come when men such as I will look upon the murder of animals as they now look on the murder of men.”

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Howl
日々、本質を模索しています。
このブログでは私が本質を感じたことを模索しながら書いていきます。
絶対的な真実はないと思いながら書いているので、何かのきっかけ程度になると幸いです。
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