今日は魂への配慮というソクラテスの言葉をタイトルとして書きます。
最近では魂の存在はほぼ確実とされています。証明しなければ説明できないのが科学ですが、証明ではなく”魂らしきものがないと辻褄が合わない”というような感じです。
くれぐれも私は科学が嫌いなわけではありませんが、魂が存在するというのは実は世界のスタンダードになっているのです。
そこで今日は魂についてを起点に、私が本などで知ったことと体感して腑に落ちたことを書きます。私はこれを知ってからかなり生きやすくなりました。
あの世とこの世・あの世の自分とこの世の自分
輪廻転生という言葉がありますが、肉体は滅んでも魂は死なないので人はあの世とこの世を行ったり来たりしてるんですね。
じゃあなぜ行ったり来たりするんでしょうか。そこが不思議です。なんでわざわざ何回も…。
それにはあの世や魂が何者なのかを知る必要があります。
あの世とこの世
あの世とこの世は別々の世界と思いがちですが、実はあの世の中の一部がこの世です。今まであの世とこの世を別々の独立した世界だと思っていた私たちからすれと、少し混乱しそうになりますが。例えるならあの世が建物全体でその中の一部の舞台がこの世みたいな感じです。地球は広大な宇宙空間の一部ですがまさにそんな感じです。地球がこの世で、地球を含んだ宇宙があの世。
この世を含んだあの世には本当の自分がいて、本当の自分はこの世の自分にあれこれ指示を出すのです。この本当の自分というのが魂やハイヤーセルフと言われるものです。(魂とハイヤーセルフはほぼ同意義として問題ないです)
またしても”本当の自分”なんて言うと自分が二人いるような気になりますが、二人いるのではなくこの世の自分を含んだ大きな存在が魂やハイヤーセルフで、この世の自分自体は魂やハイヤーセルフの一部です。
あの世は全部ある
この世とあの世の位置付けを整理できたところで、この世を含んだあの世というのは一体どんな場所なのでしょうか。
あの世というのは完璧なところで、全てが満たされています。不足の概念がありません。願いも全て叶っています。そんな場所にいる魂やハイヤーセルフもまた完璧な存在です。
例えば、五欲(睡眠欲、色欲、名誉欲、財欲、食欲)という言葉もある通りこの世の自分はあれこれ欲しがりますがこの世を含んだあの世にはその全てが揃っています。不足がありません。願いは全て叶っている。欲しいものも全部。したいことも全部。
あの世でできないこと
しかし、そんな全部ある世界に長い間いるとどうなるでしょうか。想像してみてください。
一見理想郷のように見えますが、何かを得れば何かを失うわけで。全て満たされているとそれはそれでわからなくなるものもあるのです。自分にとって当たり前すぎることって自分では気づかず、他人に言われて気づくことありますよね。それに近いです。
具体的に言うと、魂やハイヤーセルフはあの世にいると自分がどんなことに興味を持っていてどんなことが好きなのか、どんな特徴を持っているのかがわからなくなったりします。他にも色々わからなくなります。
全て満たされていると意外にもできないことがあるんですね。
なぜこの世に来るのか
もうお分かりかもしれませんが、なぜこの世に来るのかというとあの世で体験できないことを体験するためです。
愛情がどんなものなのか体験したい魂は、この世の愛情がないところにやってきます。愛情自体を知るには愛情がないところを体感するのが一番ですから。病気がどんなものか体験したい魂は、この世で病気の患者を体験します。
私自身も生まれた時からアトピー性皮膚炎で、周りの友達が飲むジュースは飲むと頭が痛くなる。肌もすぐ荒れる。これは肉体がどんなものなのか知りたかったのでしょう。
他にも、自分はなんでこんなに頭が悪いんだろう。なんでこんなに自信がないのだろう。なんでみんなができることをできないんだろう。なんでこんな顔なんだろう。とかとかこの世にいる人たちには不足がたくさんあると思います。
でも大丈夫です。その不足は神様の悪戯によってあなたが意地悪されているんじゃありません。ちゃんと意味があって、そうなっているのです。 もっと言うとあなたが選んだのです。笑
不足の扱い方
そして、その不足は乗り越えることにこそ意味があります。乗り越えていない同じような困難って何度も自分につきまとってきたりしませんか? 勉強が苦手なことや嫌いな人、お金がないこと、恋愛がうまくいかないこと。
それらは乗り越えることにこそ意味があります。困難を乗り越えた感動こそこの世でしか体験できない代物です。
そうやって、全て満たされているあの世と不足だらけのこの世を行ったり来たりして、僕たちは魂をアップグレードしているのです。
でも困難を乗り越えるのって正直きついですよね。。だってずっと蓋して見ないようにしてきたし、それでも生きていけるし。
それでも困難に立ち向かおうとしてる人は思い出してください。その困難はあなたが体験したかったことだし、この世のあなたを含んだ100%のあなたはそんな困難を物ともしません。大丈夫です。
こういう全体的な高次からの視点や考え方を、ハイヤーセルフの考え方でハイヤーマインドと言います。
困った時はハイヤーマインドを思い出しましょう。
魂への配慮
今回は魂への配慮というタイトルでなんで生まれてくるのかというところを書きました。
魂への配慮。ハイヤーセルフへの配慮。つまりこの世の自分を含んだ本当の自分への配慮。ハイヤーマインドで動くということです。
もちろんこの世に来ているのですから、ずっとハイヤーマインドで動く必要はないと思います。ただ、この世に来た目的を忘れて右往左往するぐらいならハイヤーマインドを持っておくと良いよねって感じです。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。この考え方が自分に合うと思った方のためになると幸いです。