僕は、2/8〜10まで学校を休んで西光禅寺に泊まらせていただきました。
とっても深い学びを経験した三日間だったので、まずなぜ学校を三日間も休んでまでお寺で過ごしたのかを話します。
なぜ学校を休んでお寺に?
西光禅寺の紹介
僕はここ3ヶ月ぐらい、よく三次の吉舎にある西光禅寺を訪れていました。西光禅寺は室町時代に平和を願って作られたお寺です。
そこの和尚さんは、世界で講演したり国連に招かれたりしているとってもすごい普通とは違うお坊さんなんです。ちなみにこの方と出会えたことは僕がヴィーガンになった大きな理由になります。なのでもちろんお寺で食べるご飯は完全菜食。
また、西光禅寺は今の和尚さんが訪れた時は、無人のお寺で水道から水が流れなかったそうです。それでも和尚さんは自分が仏様に見守られていると信じていたそうで、水がなく近くの井戸に水を汲みに行く生活を二、三年続けたそうです。
あるときお寺に、土を掘って水を湧かせたいという人が現れました。(和尚さんは”縁”というものを大切にされています)
30メートル掘っても水は出ませんでしたが、諦めずに150メートル地下まで掘ってようやく水が湧き出たそうです!そしてその水は調べてみると、日本一の良い成分のお水だったそうです!!(詳しい成分はこちら)きっと和尚さんの仏様を信じ続けた思いが届いたのでしょうね。
今ではそのお水を汲みに、また和尚さんと話に、多くの方々がお寺に来られています。
僕が西光禅寺に出入りしている理由
僕が初めて西光禅寺を訪れたのは11月の終わり頃でした。和尚さんはとっても博識なお方でいろんな話をしてくださるのですが、僕はどの話も聞いたこともありませんでした。
そこでこう思ってしまいました。
「俺ってなんにも知らないんだなー」
と。そして和尚さんは国際的に平和活動をされている。おまけにヴィーガン。そして日本一の水。これほどのワードが揃えばもう僕がリピートしない理由はありません。笑
そんなわけでそれから月に2回ほど出入りしています。
溜まっていく学校教育への思い
西光禅寺を訪れるときは、大体泊まらせていただいて土日はずっとお寺にいることが多かったです。すると日曜日の夜帰ってくると学校のやらなきゃいけないことが溜まりに溜まっており現実に引き戻されます。そんなことが何回か起こりました。
すると僕は思っていくわけです。
「学校で習うことよりお寺で教わることの方が大事なんじゃないのか」
と。
お寺で学ぶことは、音楽は平和に不可欠・食事の大切さありがたさ・自然と触れ合うことの大切さ・人間の基本は水・空気・気(エネルギー)などです。これらを一言でまとめると科学が発達した現代では失いがちな”五感”になります。
さらに和尚さんは博識+平和主義者ですから、平和に関することやメディア等で放映されない真実を教えてくれます。また和尚さんの人脈も凄まじいですから、和尚さんとご関係のある方からも様々なことを学ぶことができます。
ついに決断
2/7、和尚さんのバースデーパーティーコンサートが盛大に行われ、僕も母と参加しました。
和尚さんはある時はお坊さん、またある時は平和活動家、そしてある時はミュージシャンなので、そのコンサートはものすごかったです。
アメリカの音楽大学で習っていたというとっても優しいジャズ調のピアノを弾く方。
ベーシストでありながら歌がめちゃくちゃ上手い方。
即興でパーカッションを奏でる方。
恥ずかしがらずノリノリで歌うかっこいいシンガーさん。
そして一番楽しそうに歌い、ギターを弾く和尚さん。
全てが特別な時間でした。空間が一つになっていた。
そしてそのコンサートが終わって家に帰ると、なんだか僕は明日は学校には行けない気がしてきました。言い方おかしいようですが、なんだか心から純粋に、学校で学べないことをもっと感じたいと思ったのです。
僕は一日学校を休むと次の日行った時にわからないことだらけなのがものすごい嫌なので学校は絶対に休みたくありませんでした。
そんな僕が、誰かに言われたわけでもないのにこんな強い思いを抱くのは久しぶりだったのでその自分の気持ちに正直になって、勇気を出して学校を三日間休むことにしました。
そのことを担任の先生に伝えると、快く送り出してくれました。
また、僕が休んだ週は予餞会(高校三年生を送る会のようなもの)のリハーサルがあって僕はPC担当だったのでそこを気にしていたのですが、それもなんとかなり。
僕がいない間にすすむ授業の中で最も心配していた数学も、担当の先生がちょうど僕がお寺に行く三日間おらず授業は進みませんでした。
なんだか全てが応援してくれているみたいで、気持ちよくお寺に向かいました。
では最後に、ラグビーのルーティーンで一躍有名になった”五郎丸歩”選手の名言を。
今を変えなければ、未来は変わらない
最後まで読んでくださってありがとうございました。今日も笑顔で。最高の1日にしていきましょう。